みなさん初めまして! KEN(ケン)と申します。
「PILOT KENS LOG」にご訪問いただきありがとうございます。
現在は国内の航空会社でパイロットの仕事をしております。
2021.3.23〜ブログをリニューアルしました。
Contents
生い立ち
雪の降る街に生まれ育ち、学生時代は東日本を中心に引っ越して、自衛官として社会人になってからは全国各地で生活してきました。
少年時代〜学生時代
幼い頃から自由に過ごしてきてきました。
そんな学生時代を過ごしてしまって高校受験は失敗。
高校生になってからも変わらず遊び呆けて、大学進学も失敗。
また少年時代の夢だったパイロットになるための試験も受けましたが、これも残念な結果に終わりました。
何とか滑り止めの大学に引っかかって進学するものの、大学で勉強する目的が見出せずにいました。
将来の夢を再認識
ある日、夏休みで実家に帰省して自分の部屋でのんびりしていた時、ふと書棚ある昔の写真が詰まったアルバムが目にとまりました。
そこには幼い頃の自分の写真がたくさん綴ってあったのですが、ほとんどの写真が飛行機と一緒に映るものばかりでした。
そして、そのアルバムの横に小さな冊子がありました。
それは幼稚園の頃、誕生日をむかえるとお祝いのプレゼントに自分の手形や、成長の記録として体重や身長が記された冊子なのですが、そこには
「将来の夢:パイロット」と書いてありました。
その文字を見て、胸を強く打たれたんです。
それから私は幼い頃抱いた夢を再認識して諦めかけていたパイロットへの夢を絶対に叶えることを決意し、動き出しました。
そして自衛隊パイロットになるコースを高卒から何度も入隊試験を受験してようやく合格し、夢を掴むための道を歩みはじめました。
自衛隊では山あり谷ありの生活
自衛隊ではすぐに飛行機の操縦訓練は始まりません。
まずは規則正しい生活からはじまり、自衛官としての基礎教育をみっちり受けます。
それから数年するとようやく飛行機に触れることができ、操縦訓練が始まります。
そこからたくさんの楽しい経験、辛い経験、そして貴重な経験を重ねることができました。
自衛隊での経験は私にとって宝物になっており、感謝しかありません。
人生の分岐点
そんな自衛隊生活でしたが、パイロットの職種を人事都合により外されることになりました。
それも一時的に外れるというものではなく、管理職配置への転属というものでした。
「せっかくパイロットとして技量を磨いて努力してきたのに...」という感情を抱きました。
しかし私は勤続年数も長く、組織のために尽くすつもりでしたのでその打診を受け地上職に就くことになりました。
それから1年半が経過すると、この組織に対して不信を抱くことが度重なり、私自身も「俺、今何やってるんだろう。」と問いかける日々が続きました。
この組織では自分の成長の限界が見えてきたのです。
『もう一度、一人のパイロットとして大きく成長したい!!』
そう決断して、思い切って自衛隊を退職してイチからスタートをきりました。
転職活動を重ねてエアラインパイロットに
初めての無職の生活。
実家に戻って、大学を退学後の時と同じように実家事手伝いをしていました。
無職で先が見えない状況を想像すると、きっとこのプロフィールを閲覧されている方は不安に思われるかもしれませんが、私自身は夢に満ち溢れていました。
すでに自分の進路の道筋にブレはありまんでしたし、そしてこれまで自衛隊の生活に縛られた生活から開放されたこともあって「自由に生きて人生を冒険してる!」と楽しんで毎日過ごしていました。
そこから、必要なライセンスを自費で取得して現在の航空会社に入社。
研修や訓練を重ねて今に至っています。
おそらく、客観的に見たら自衛隊を退職した後が過酷な人生に見えます。
安定した公務員を辞めたわけですから。
でも、自衛隊生活の後半のほうがはるかに精神的にも体力的に辛かったです。
転職して本当に良かった。
そして退職後の私を温かい目で見てくださり、また支えてくださった方々のお陰で困難を乗り越えられたことが非常にたくさんありました。
感謝をしない日はありません。
ブログで発信していくこと
私は決して特別な人間ではなく、特に要領も良い方ではありません。
そんな私でも掲げてきた夢や目標を一つずつ達成させることができました。
私の歩んできた人生を通じて、自衛隊での人生経験、転職活動のエピソード、そして転職の時にスキルアップをして役立った語学学習と筋トレの大切さをご紹介していきます。
以下の3点を中心に発信します。
自衛隊から民間企業への転職活動と経験談
私は20代の頃に幼い頃からの夢だったパイロットという職業に就くことができました。
しかし30歳を迎えて地上勤務となり、操縦桿を握ることができなくなりました。
その後も人間関係や職場環境に苦しむことになり、理想としていた人生設計が崩れることになったのです。
そこから、『もう一度空を飛びたい!』という希望を抱くとともに、『後悔はしたくないし、自分の人生は自分で切り開くのだ!』という感情を持って思い切って転職しました。
その後は山あり谷ありの人生を歩みましたが、転職活動は成功をおさめて現在はエアラインパイロットとして空を飛んでいます。
また、私が転職活動していた頃は自衛隊から民間企業に転職する際の情報が少なく苦労した経験もあるため、自分の経験を可能な限りアウトプットして転職を考えている自衛官の方々の一助となるような記事を提供していきたいと思っています。
フィットネス
パイロットは健康管理がとても大切です。
そこで本格的に筋トレやジョギングを30歳を迎えてからはじめましたが、それにハマってしまってしまって知識を増やしていきました。
また、この体づくりが健康面や精神的にも強くなる要素となり、転職活動に活かされてその後エアラインパイロットになってからも仕事に大いに活かされています。
そして、2021年にフィットネスのコンテスト『ベストボディ・ジャパン』に出場して2022年に2大会出場・2大会入賞(準グランプリ・3位)できました。
自分が学んできたフィットネスに関する情報を発信していきます。
特にシフト制勤務や、不定期のお休みなどの方にも参考になる記事をお届けします。
成功談、失敗談がたくさん詰まっていますので、是非参考にしていただけたら嬉しいです。
英会話
語学学習も自衛隊パイロットからエアラインパイロットの転職活動に活かされました。
もし、自衛官の頃の語学力のまま転職活動をしていたら、いまの自分はいないと思います。
そしてコロナ禍になり昨年2020年からもう一度学習してみようと思い、本格的に英会話をはじめました。
英会話はまだ目標達成の過程の最中。私が実践している勉強法のプロセスとその成果をレポートしていきます。
合わせて2022年現在、英検準一級の学習にも取り組んでいます。
航空関係の英語の記事も学習の一環でUPしていきますので参考になれば幸いです。