エアラインパイロットにとって”審査”や”訓練”は仕事を続けるために非常に大切な行事です。
”審査”や”訓練”向けて、人によっては何ヶ月も前から準備するわけですが、私も先日、”審査”に向けて着々と準備や勉強をしてきました。
そこで、ふと思った疑問。
ということで、20日間筋トレを”禁トレ”したので、その検証結果と感じたことをご紹介します。
Contents
筋トレをやめてよかったこと
最初に筋トレをやめて良かったことをご紹介します。
意外に体重の増加がない。というよりも、、、
これまで週に2、3回約2時間筋トレもしくはジョギングをする習慣がありましたが、ここ20日間は運動らしいことは一切しませんでした。
普段トレーニングをやめることはまずないので、体重にどのような変化が起こるのか検証してみました。
体重を計測することが怖い毎日でした。
しかし、、、
意外に体重の増加はありませんでした。
それどころか、むしろ体重がやや減る結果となったのです。
この20日間体重の推移を記録しましたがご覧の通り。
やはり筋肉が萎んで筋肉量が減ったからでしょう。
普段着る服もパツパツ感がなくなって余裕ができたので間違いないかなーと思います。
時間に余裕ができる
これは日常生活で大きく感じました。
週2、3回の筋トレ(1回2時間)勉強にあてていましたが、かなり充実した試験の準備ができました。
まあ1回2時間の筋トレが基準でしたが2時間を超えることがありますし、ジムの行き帰りの時間を考えると3時間費やしていました。
それが週3回として1週間に約10時間の時間の節約ができるわけです。
これまでトレーニングにだいぶ時間を割いていたんだなと実感する反面、もっと効率的に筋トレしようとも感じましたし、筋トレ以外にも資格取得とか他の趣味など違うことに時間をかけてみようかなと意識を変える良い機会になりました。
筋トレをやめて悪かったこと
逆に筋トレをやめて悪かったことをご紹介します。
良かったことに比べて悪かったことが多く感じました。
体重に変化がないけど徐々に体脂肪率が上がってきた
この期間は体重の変化を記録してきましたが、併せて体脂肪率の記録もしてきました。
すると体内の筋肉と脂肪の変化の推移が一目瞭然。。
上の折れ線グラフは体重(青線)と体脂肪(緑の棒)の推移です。
下は1日ごとの各数値。
結局20日間で2.5kg減、体脂肪率が3.3%上昇という結果になりました。
普段摂取する食事量はキープしていたにもかかわらず、体重が増えないのは運動を止めたとはいえ筋肉量がある程度あるため代謝が良く、太らなかったのだと思います。
しかし一定の筋肉量が減っていくと代謝との兼ね合いがアンバランスになって、体重が増えていくのでしょう。
お腹や顔にむくみがある感覚がある
運動していないという感覚がそうさせるのかもしれませんが、お腹につまめるくらいの柔らかい肉がついてきてる感じがしました。
そして顔や下半身を中心に心なしか浮腫んできているような感じがします。
あまりむくみに関して関心がなかったので色々と調べてみると、やっぱり運動不足からむくみは発生するようですね。
特にジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行わないのがむくみの原因になります。
体内の血液を循環させるポンプの役割を果たすのは心臓の他にふくらはぎだと言われており、”第二の心臓”とも呼ばれています。
それが機能しなくなると、血液の循環が停滞して下半身が浮腫みやすくなります。
また汗をかかないことによって、水分の代謝機能も低下して浮腫みやすくなるのも原因といえます。
モチベーションが薄れる
運動しないとメンタル的にモチベーションが下がり、消極的な気持ちになります。
また、これまでトレーニングって身体を鍛えるためにやっていましたが、知らず知らずのうちにストレス解消していたんだなと実感することができました。
時として仕事で失敗や上司に指導を受けて、ものすごいストレスを抱えることがあります。
きっと皆さんも仕事やプライベートで感じることは必ずあるでしょう。
その捌け口が筋トレだったりジョギングであって、ストレス発散をするとともに明日への活力となって頑張るぞという負けん気を持ってバイタリティを高めることへと繋がっていたわけです。
また継続したトレーニングすることで、周りの人よりも体力では負けないという自信がモチベーションをあげていたと思います。
こういった活力源となる要素が失われたわけですから、精神的にも悪影響を及ぼすのだと感じました。
筋トレを再開したときのコンディションのリカバリーがきつい
そして、結果はともかく、、、
試験が終わり筋トレを再開しました!!
20日ぶりの筋トレでしたが、鬼のようにキツかったです。
まずはいつもの筋トレメニューがこなせない。
そして一番辛かったのが、これまで15回ほどできた懸垂が5回ぐらいで限界。
徐々に回数を増やしていったのに本当に残念でした。
まあ、20日ぶりの筋トレですからね。
無理して関節とか痛めてトレーニングできなくなったら元も子もないので、また少しずつ筋肉を増やしていきたいと思います。
まとめ
結論は筋トレをやめてすぐに太ることはありませんでした。
むしろ痩せます。
ただし体脂肪率は上昇を続け、代謝が悪くなるにつれて体重はいつか増えていくことでしょう。
しかしながら今回の私のように、時として仕事やプライベートでどうしても時間が取れない時は20日間くらいなら運動を一時的に中止しても身体に極端な変化はないとわかりました。
多分1ヶ月くらいなら大丈夫じゃないですかね。
ただ、筋トレ再開後のトレーニングは相当キツいです。
ウェイトが上がらないこととか、懸垂ができなくなっていることにショックを隠せないです。
また今回の検証で筋トレの時間や頻度によっては余計にやりすぎて貴重な時間を費やしているのではないか考える良い機会となりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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