こんな方におすすめ
- これから筋トレを始めようとするパイロットや訓練生の方
- 筋トレを実践しているものの、方向性が間違っていないか不安なパイロットの方
- 筋トレ自体に関心のある方
Contents
そもそも、なぜ筋トレが必要なの?
なぜ「パイロット」と「筋トレ」が結びつくのか、気になる方も少なくないのではないでしょうか。
私が考えるパイロットに筋トレをお勧めする理由は以下のとおりです。
筋トレを勧める5つの理由
・定期的な航空身体検査を受験する必要があるから
・体力が求められる仕事だから
・トレーニングは強い精神力も涵養できるから
・自己管理能力を身につけられるから
・見た目の変化により信頼度を高められるから
それぞれを次の項目で説明していきます。
定期的な航空身体検査を受験する必要があるから
パイロットが乗務するために必要なライセンスの一つに『航空身体検査証明』があります。
これは航空法でパイロットに取得が義務付けられており、このライセンスを取得・更新するために定期的な身体検査を受検しなければなりません。
人によってはこの身体検査の数ヶ月前から減量をされる乗員もいます。
このような観点から定期的なトレーニングは不可欠です。
-
【パイロット志望者必見】航空身体検査をクリアするための方法
こんな方におすすめ これからパイロットを目指される方 パイロットが心がけるべきポイントを知りたい方 パイロットの身体検査について興味のある方 皆さんはパイロットの姿を思い浮かべると、どのようなイメージ ...
続きを見る
体力が求められる仕事だから
パイロットのスケジュールは不規則で早朝便は朝4時前に起きたり、深夜ぶっ通しでフライトすることもあります。
また飛行中は基本的に長時間座っています。
「座っているだけだから楽じゃないか」
と思われがちですが、これが結構キツイんです。
元々、人間の体は動かすようにできていて身体の筋肉が動くことで血液が流れて、栄養や酸素が筋肉に運ばれる、そして老廃物や疲れ物質を押し流してくれる働きがあります。
しかし、この身体の動きが止まることによって血液を流すポンプの作用が停止してしまうので、体が硬ってきて血流が止まり血管を圧縮させてしまいます。
最近では座りすぎる生活を続けると糖尿病や肥満を招き、死亡リスクが上がることが指摘されているそうです。
そういった意味でもトレーニングの習慣は必須です。
トレーニングは強い精神力も涵養できる
トレーニングは体力だけでなく、精神力も身につけられるのがメリットです。
筋トレをすることによって様々なホルモンの分泌が活性化されます。
「テストステロン」は代表的な”男性ホルモン”で骨格を逞しくするだけでなく、精神力や闘争心に良い影響をもたらしてくれます。
また「セロトニン」や「ドーパミン」は”幸福ホルモン”と呼ばれ、精神の安定を保ったり気分を高揚させてくれます。
それが結果として日常の疲れを軽減させて良質な睡眠にも導いてくれます。
時としてフライト中は厳しい天候状況の中での離発着を余儀なくされることもあり、精神が擦り切れそうになるともあるので、日頃から筋トレを通じて精神力を涵養するとより良くフライトができると思います。
自己管理能力を身につけられるから
パイロットは健康管理に加えて強い自己管理能力が求められます。
パイロットの勤務体系は不規則なシフト制なのですが、限られた時間の中でどのタイミングで筋トレをするかプランニングしなければ習慣的に筋トレすることが難しくなります。
そのような環境の中で、いかに効率良くプランニングするかを考えることで自己管理能力を高められることができます。
私は筋トレを皮切りに身体のコンディションをキープするための「食事管理能力」や「時間管理能力」を養うことができて仕事との相乗効果を生み出すことができました。
またルーティン化することで、集中力を研ぎ澄まされることもできました。
見た目の変化により信頼度を高めるため
パイロットに限らず、仕事においては信頼度が大切になることもあります。
信頼は様々な要素によって得ることができますが、その中に『容姿』があります。
筋トレによって筋肉がついてきて、自分の理想な体になってくると自分に自信が持てるようになります。
体型はもちろんのこと、顔つきも締まって好印象を与えられるでしょう。
また精神的にも辛いトレーニングを何度も乗り越えることによって達成感を味わうことも自信を持つきっかけになります。
それが結果として相手に信頼度を与えることになって、仕事にも好影響をもたらすことができます。
多くのお客様の命を預かるパイロットだからこそ信頼度を高めることは重要だと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
ブログランキングに登録しています。
クリック応援していただければ嬉しいです。
クリック応援お願いします!