この記事はこんな方におすすめ
- これから航空英語の勉強をされる方
- 航空英語に合格するためにオンライン英会話を使ってみたい方
- パイロットとして必要な英会話能力を身に付けたい方
パイロットとして国際線に乗務するために必須の資格として航空英語能力証明があります。
この航空英語能力証明にはグレードがあって英語力によって書くレベルに振り分けられます。
合格レベルは6段階中の4以上なのですが、これが意外と難しい。
この航空英語をパスするためには専門の参考書やワークブックなどの練習問題を繰り返す方法があるのですが、今回はオンライン英会話を使った勉強法について紹介していきます。
Contents
そもそもなぜパイロットに英語が必要なのか
パイロットには一定の英語能力が求められます。
まず第一に、航空業界では国際的なコミュニケーションが欠かせません。英語は国際的な航空用語や通信で広く使用されているため、パイロットが他の航空機や管制官と円滑にコミュニケーションを取るために必要です。
また、国際線を飛ぶ場合や国際的な空港での操作を行う際には、航空業界での標準的なコミュニケーション言語である英語が必要です。これにより、さまざまな国籍や文化背景を持つ乗客や関係者と円滑なやり取りができます。
さらに、非常時においても英語は重要です。例えば、緊急着陸や航空機の故障などの状況下で、パイロットは他の航空機や管制官と迅速かつ明確に情報をやり取りする必要があります。英語が共通の言語であれば、混乱を避け、安全性を確保するのに役立ちます。
英語は航空業界においてコミュニケーションの円滑さと安全性を確保するために不可欠な要素となっています。
航空英語能力証明の試験構成について
航空英語能力証明の試験の構成は1次試験と2次試験に別れています。
内容は以下のとおり。
1次試験(学科):リスニング試験
2次試験(実地):オーラル形式の面接
リスニングは過去問が航空局のHPに出ているのでこれをひたすら解けば合格を目指せます。
ところが問題は2次試験。
ここで躓く方は少なくありません。
2次試験の面接の内容について
2次はオーラル形式の面接。
内容としては3部構成です。
簡単な流れ
- 1枚の写真の描写&試験官からの質問応答
- ATCコミュニケーション
- 4〜6枚の絵で表された状況の描写と試験官からの質問応答
オンライン英会話ではどのテキストを使えば良いのか
航空英語能力証明の問題を考慮してテキストを選ぶのであれば、やはり写真描写問題!!
基本的に2次試験は試験官から出された絵を描写することがほとんどです。
ですので、その問題形式に慣れるためにも写真描写問題のあるオンライン英会話のスクールを選びましょう。
その他には、その写真の情景をもとに自分がパイロットならどう判断するのか聞かれることが多いので、自分の考えを話す練習も必要です。
ネイティブキャンプにはDaily Newsの時事ネタ問題があり、その中で自分の考えを述べる設問があるので定期的にその問題をセレクトして自分の考えを英語で話す練習をしていました。
ですので、航空英語対策としては
・写真描写問題
・Daily News(時事問題)
ネイティブキャンプの教材を例に実践して説明する
お話したように私がお勧めするテキストは写真描写問題です。
ネイティブキャンプでは、TOEIC® Speaking Test対策 というテキストでこの中に写真描写問題があります。
学習教材の検索欄ですぐに探せますよ!
写真描写問題を選びます
まず、出された写真の情景、様子を説明する
このレッスンのテキストは3つの写真問題で構成されています。
一つの写真に対して、 45秒間考える時間を与えられて30秒間で英語で説明するというものです。
自分の音声が文字起こしされ、そして自分の声が再生される
30秒間の英語での説明は録音ボタンがあるのでこれをタップしてから話します。
録音された自分の音声は録音後に自動で文字起こしされます。
先生に文法や表現を添削される
そしてこのショボい私の英語表現を先生が丁寧に添削してくれます。
添削された文章をまた録音ボタンを押して話し、録音された音声を聴く。
そして最後にこの添削された文章を同じ要領で録音ボタンを押して自分で話し、それを再度聴きます。
ここでわからない表現や知らない単語について先生に質問して、知識を頭に染み込ませます。
ここで注意したいところ
実際の試験では、すかさず写真をだして数秒間その写真を見て考えて話すのでスピードが求められます。
ですので、このオンライン英語を使った練習でも予習なしですぐにレッスンした方が良いと思いがちですが、私はお勧めしません。
私の経験上、予習なしでいくと、
と、なかなかうまく話せなくて時間ばかりが過ぎていくことになり、貴重なレッスン時間なのに無駄な時間を費やした経験を何度もしました。
ですので、事前に問題をチェックして自分ならどう言おうか、どう表現しようか、必要に応じてメモってレッスンで自分の表現したいフレーズを先生に聴いてもらって判断してもらうと良いでしょう。
そして、先生からの添削文と比較して疑問に思ったことは聞いて確認するとさらに良いです。
さらに大切なこと
先ほど、先生にわからないことを聞いてみるとさらに良いって私は言いましたよね。
でもみなさん、先生にどうやって英語で質問すればいいかわかりますか?
私はわかりませんでした。(笑)
じゃあどうやって質問するか。
そうです!
自分でどう聞くか調べるんですよね!!
独学で勉強する上で大切なのは受動的に勉強するのではなく能動的に勉強することです。
私は海外で生活した経験がありません。
でも、将来海外に移住する可能性もゼロではないですし、せざるを得ない可能性だってあります。
そんな時は自力で現地の人と会話しないと生きていけないでしょう。
海外留学した友人や海外に移住してきた人は口を揃えてこのように言うんですから間違いありません。
だから、海外移住に比べたら小さなことかもしれませんが、このオンライン英会話のレッスンでもどう先生に質問すれば良いか調べて、メモってもいいのでその質問をぶつけて聞くことが大切です。
自分で調べた知識は血肉になって記憶に残りますし、それが活きた英会話だと私は思います。
そして、その質問が伝わったときの爽快感は何事にも変え難いものです。
おすすめのオンライン英会話アプリはこちら!
おすすめはやはり写真描写問題があるオンライン英会話です。
その中で
私は以前からネイティブキャンプをしてるのですが、最近写真描写教材が導入されました!
ネイティブキャンプ
私は以前からネイティブキャンプをしてるのですが、最近写真描写教材が導入されました!
そもそもネイティブキャンプは24時間いつでもどこでもレッスン回数無制限でできますし、それでいて月々の料金もかなり安い。
これまで写真描写問題がなかったのですが、今回新たに導入されたので鬼オススメです!
DMM英会話
次に紹介したいのが、DMM英会話。
ネイティブキャンプに比べてレッスン回数に制限があるデメリットがありますが、写真描写問題はネイティブキャンプよりはるかに豊富です。
ネイティブキャンプはレッスン無制限なのですが、私が実際にオンライン英会話を半年実践してみて、1日30分の1レッスンで満足感があって2回以上実践したことはほとんどありませんでした。
なので教材の充実度を考慮するならばDMM英会話もオススメです!
迷ったら取り敢えず両方やってみて自分にあったものを選ぼう
それでもオンライン英会話を選ぶのって難しいですよね。
この2つのオンライン英会話は無料レッスン期間があるので、無理のない範囲で実際にやってみて自分に合うものを選ぶと良いですね。
この記事がこれから航空英語を受ける方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。