みなさんは好きな異性が出来たらどうしますか。
声かけたい..でも失敗したくないよお..
そういう人は少なくないはず。
私も以前はそういう人間でした。
でも過去にそうしてやり過ごしたことがありましたが、何年かして「あのときなんでアタックしなかったんだろう。」とずっと頭に残ることがありました。
もしまがいなりにも、自分の誠意が相手に伝わって相手に好印象を与えてご飯に行ったり、デートにいったり、告白も成功しておつきあいに発展する可能性だってあります。
仮にダメでもメリットが沢山あります。
自分のエピソードも踏まえて、自分の考えを紹介します。
Contents
私の自衛官時代の恋愛エピソード
私が自衛隊で勤務して4年目でした。
入隊当初は右も左も分からず教官から厳しい指導をされていた私もその頃になると訓練生活もようやく落ち着き、プライベートを充実させる余裕もでてきます。
ある休日の出来事
訓練がない土日は外出して気分転換することも増えてくるのですが、ある日夕方夕食を買いに行こうと基地周辺のスーパーに買い物に行ったところ...
そうなんです。
自分が並んでいたレジの女の子がめちゃめちゃ可愛かったんです。
いやー、どうしたものか。
想いは募るばかり。そして...
その日は、何もアクションを起こさず、基地に帰ってきました。
しかし、月曜日からの訓練が始まると、その子の姿が頭から離れません。
なんて思う日々続いたわけですよ。
フライトのプロシージャなんて、なかなか頭に入らないんですわ。(笑)
もうこれは恋愛の神様がアタックしろ!!って言ってるんじゃないかと私は悟りました。
彼女へのアプローチの作戦会議
それから、どうやって彼女にアプローチしようか一人作戦会議をしていました。
レジの女の子にアプローチするためには
- レジの女の子とコミュニケーションをとるには買い物の時しかない
- しかし、あのタイミングで声をかけるには周りの目もある..
- 声をかけるといってもどんな話題があるのか?
- 軽い感じではなくて、誠実な気持ちを端的に短時間で伝えたい
と、考えた末に決断した作戦は
もうこれしかないっしょ!!
と、思いの丈をラブレターに記して決戦の日に備えました。
決戦の日を迎えた夕方。
そして、彼女にラブレターを渡すという決戦の日を迎えました。
そもそも彼女の出勤日は抑えていません。
だって抑えていたとしても、私は土日しか外出できませんからタイミング次第なんです(笑)
この決戦の日を迎えるまで2、3週間かかりました。
というわけで、この期間は外出時には必ず携行していました(笑)
そして、ある日の夕方夕食を買い込んだスーパーのカゴを持った私は彼女のレジの列に並んで、心臓バクバクの状態でラブレターをポケットに忍ばせて待っていました。
そして、自分の番が来て彼女が自分の買い物した食品をピッピしながら会計し終えて、自分がお支払いをしたその瞬間。
彼女はビックリしながらもその手紙を受け取ってくれました。
いやー、緊張しましたよ。
そしてそれはほんの一瞬の出来事だったのですが、なんと後ろを振り返ると、
長蛇の列!!(笑)
このラブレターの寸劇は地元のおじちゃんおばちゃんに見られていたのです。(笑)
いやー、恥ずかしかった。
そして、彼女にも申し訳なかった。(笑)
結果はなんと..!!
それから1週間。
ラブレターの中には私の電話番号とメールアドレスを記載していたのですが、連絡は来ませんでした。
ここまでか...!!
と思いきや、ちょうど一週間後になんと彼女からメールが来たのです。
よっしゃー!!!
もう何年も前の話ですから内容は覚えていませんが、ぜひ仲良くしてください的な感じでした。
それからほぼ毎日メールのやり取りをしていました。
しかし。まさかの..
それから約1ヶ月ほど順調にメールのやり取りをしていたのですが、ある日同期の訓練生から
ケンくんさ、〇〇ちゃんって人と連絡してる??
と、急に声をかけられました。
おいおい、なんでお前が知ってんだよ..!?
なぜ、この同期はこのエピソードを知っていたのか。
それは、彼のお父さんはこの基地の教育隊のお偉いさんで、そのお父さんの上司がそのレジの女の子の父上様だったのです(笑)
ほんと世間は狭い。
きっと女の子は訓練生からラブレターをもらった話を父上様にお話したのでしょう。それから父上様はそのエピソードを職場でお話して私の同期のお父さん経由で流れたのでしょう。
ケンくん、あの子のお父さん〇〇幕僚だよ!(笑)
う、うるせー!!わかっとるわいっ!!(泣)
というわけで甘酸っぱい、そして切ない私の短い恋愛は幕を閉じました。
恋愛の失敗エピソードはオイシイのか?
恋愛の失敗談は辛いものなのか。
そりゃ、辛いですよ。
最初は!!
でも失敗を重ねることで人間は強くなるんですよ。
そして失敗を重ねた結果、失敗をしないように考えて恋愛の駆け引きができます。
そしてさらに言いたいのは、自分から勇気を出して行動をしないとこんな珍しいエピソードには遭遇できないということ!!
今回の話は、好きになった女の子は自分の直属の教育隊の偉い方だったということで別に直接相手から断れたわけではなく、最終的にはある程度連絡をとって相性が合わなくて自然消滅というかたちになったのですが、それでもこんなテレビ番組のような出来事は経験はできるでしょうか?(笑)
何が言いたいかというと..
自分がやりたいこと、伝えたいこと、チャレンジしたいことは迷わず行動せよ!!
ということ。
それが失敗したりうまくいかなくたって良いじゃないの。
やろうと思ってたけど勇気が出なくて結局やらなかった方が私の経験上ものすごく後悔が大きいです。
ちなみに今回のエピソードですが、 あれから15年以上経っても僕の同期の中で滑らないとして語り継がれています。(笑)
おまけのエピソードがありまして、僕がラブレターを渡して数日後に同期の中でその話題に火がついて、休日私の同期たちが私をそのスーパーに連れ出してレジの女の子を見に行くツアーが開催されました。(笑)
スーパー到着後に同期3、4人がレジの前で
ケンケン、この子〜!?
やめんかーっ!!
と、スーパーの棚の陰から見ていました。(笑)
そんな嘘みたいな面白エピソードも勇気を出して動かないと経験できないですし、恥ずかしかった経験も今に活きて、さらに時が経てば笑い話となるんですから全て結果オーライです。
悩める訓練生の出会いの求め方とは?
訓練生の方々は若さが一番のアドバンテージ、そしてそれに加えて失敗できることが特権です。
だから好きな人、気になる子がいたら迷わずアタックすべきです。
でもそんなこと言っても勇気が出ない。。
そして特に訓練生が訓練するような空港は比較的田舎な場所が多いので、出会いも少ないでしょう。
そんな時はマッチングアプリの活用をおすすめします。
マッチングアプリの記事はこちら。
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