自分磨き

靴磨きの基本 〜勤続10年以上の元自衛官が教える靴磨きの基本の”き”〜


こんな方におすすめ

  • 初めて靴磨きする方
  • これから服装容儀点検を受ける新人自衛官
  • おしゃれや身だしなみを”足元から”心がけたい方
  • ”靴磨き”をきっかけに運気を呼び込みたい方
  • ”足元から”自分磨きをして自分のライフスタイルを変えたい方


今回は元自衛官が教える靴磨きについてご紹介します。

 

自衛官は品位や規律を維持するために『服装容儀点検』という行事が定期的に行われます。

 

この点検では靴の磨き具合も点検官にチェックされます。

この行事は定年退官まで行われるため、嫌でも靴磨きの技術が上がります。

また、皆さんはメラビアンの法則はご存知でしょうか?


この法則に基づくと、話をしている時の印象で一番相手に伝わる情報としてなんと見た目が全体の55%が占めるそうです。

KEN
ええっ、やっぱ人は見た目なのか〜。でも確かに言えてるかも。

社会人の方や新人自衛官の方にとって、この記事が靴磨きの技術の向上の一助となれば幸いです。


自衛隊の時の話をちょこっと

先ほどの『服装容儀点検』

自衛隊では朝の行事でこの点検が行われるのですが、事前の準備で制服のアイロンがけ、ホコリとり、シミとり、ボタンのほつれ直し、そして靴磨きなどを行います。


服の手入れ等は学生時代に親の手伝いで洗濯したり、家庭科の授業で裁縫した経験で何とかやろうと思えばできるのですが、靴磨きをしたことは少ないと思います。

私も自衛隊に入隊するまで未経験で、しばらくはうまくできませんでした。

KEN
入隊最初の頃は不備だらけで反省として腕立て伏せをよくやっていましたね。



そんな生活が続いたおかげで、私も顔が写るくらいの鏡面仕上げの靴の磨き方の技を身につけることができました。


靴の磨き方

今回はそんな生活を10年上続けた元自衛官が、靴の磨き方を紹介します。

KEN
基本的な磨き方でも十分綺麗に仕上がりますよ。


KEN
今回はこの靴を使って磨きます!



用意するもの

必要なものはこちらです。

必要なモノ

  • 靴墨
  • 革靴用クリーナー(ステインリムーバー)
  • ブラシ
  • 綿の布(できれば100%)

それぞれ説明していきます。

靴墨



靴墨は種類がありますが、今回はクリーム状のものではなく固形状の物を使用します。

オススメはKIWIの靴墨です。

どこの自衛隊の売店には必ずあり、ほとんどの自衛官はこれを利用しています。

KIWIの靴墨を靴屋さんで探したのですが、見当たらなかったので今回は写真のものを使います。



革靴用クリーナー(ステインリムーバー)


靴の表面の汚れやホコリ、古い靴墨を落としてくれます。

いろいろな種類が出ているので、気に入った物を選びましょう。



ブラシ


ホコリや、しつこい泥を除去するために使います。

私の場合は、普通サイズのものと細いタイプを用意しています。

これで細かなところについている泥を払い落とします。


綿の布



これは、靴墨をつけて靴に塗り込むために使います。

自衛官は使い古した下着の白シャツを靴墨用の布にして使用します。オススメは肌触りの良い綿100%のシャツ(布)です。

用意するのはこれだけ!

KEN
え、シューキーパー?豚毛、馬毛のブラシ?



そんなものは自衛隊にはありませんでしたし、そんなの買うお金はありません。(笑)

これだけで十分で綺麗になります。

靴の表面のホコリを落とす

まず靴の表面、側面、ゴムのヒールのところについたホコリや泥をとります。

最初は全体をざっとブラシがけ。

見落としがちなのはヒールからアウトソールに(側面)かけてのゴムの上部にかけて泥が付着していることがあります。

ここで細いブラシの登場です。

その上部をブラシでゴシゴシと磨いてください。

もし細めのゴムがなければ歯ブラシでも代用できます。

靴全体をブラシで磨き、ホコリや泥を落とす

ヒール(かかと)〜アウトソールにかけてのゴムの上部の汚れは
細いブラシを使う


専用の革靴用クリーナー(ステインリムーバー)で汚れを落とす

次に革靴用クリーナーを使用します。

これは綿の布に3、4滴湿らせて全体を磨き上げます。

これは自衛隊の時はやっていませんでしたが、最近靴屋さんの粗品でもらった時に使ってみたら靴墨のノリが違ったのでオススメです。



靴墨を塗り込む

ここで靴墨の登場です。

これを使ってせっせ磨くと、昔を思い出して初心に返って明日もフライト頑張ろうと思えてきます。(笑)

使い方は簡単です。

まず蓋を開けて、蓋の上部に水をちょこっと入れます。

そして人差し指に綿の布を巻きつけて、その人差し指の先に水を少し湿らして靴墨をクリっとつける。

その人差し指を靴の表面に回すようにして塗りつけていく。

この作業を何回も繰り返します。

ポイントは一回でたくさん塗りつけないこと。

ムラになってしまって、靴全体に綺麗に靴墨を伸ばすのが難しくなってしまいます。


最初はマットな感じでくすんで見えますが、何度も繰り返すことでピカピカに磨き上げることができます。

マットな感じが続いて靴墨が伸びないときは水のみでクルクル磨いて靴墨を薄めるようにして伸ばしていきましょう。

人差し指に布を巻きつける

水をちょこんとつける

その後靴墨を付ける。付けすぎないのがポイント

革全体に薄く塗りつけていく

最初はこんなマットな感じ

次第に馴染んでいく

ここまでくればいい感じ

最後の仕上げ

これで完成!

と言いたいところですが、さらに高みを目指したい人はストッキングで表面を磨くとさらに光沢が出てガラスコーティングばりの仕上がりになります。

私は高みを目指したいところでしたが、家になかったのと買いに行く勇気がなかったので、ここで完成という形で紹介します(笑)

下記の写真が完成形です。



写真は画像サイズを小さくするためにスクショしたので、実際はもう少し光沢が出ています。

磨く前の靴


磨いた方の靴


やってはいけないこと

恐らく普通の人はこんなことしないと思いますが、もし現役の自衛官の方がこれを見ていたら、下記の行為はやめましょう。

革靴をライターで炙る


靴の表面に靴墨を塗りたくって、その上をライターで炙ると、靴墨が溶けて靴の表面全体に流れて滑らかに磨くことができます。

しかし、最初は良いのですが革が劣化して靴の寿命が縮んでしまいます。

ジッポーのオイルを使う


ジッポーのオイルと靴墨を混ぜて使うと靴墨の伸びがよくなり、綺麗に磨き上げることができるのですが、これもピカピカになるのは一時的ですぐにくすんでしまいます。

オイルの臭いも気になりますし、革も痛んでしまう原因になります。


水の代わりにツバをつけて磨く

これも2のジッポーオイルと同様に靴墨の伸びが良くなりますが、何か嫌ですよね(笑)

そんなことしなくたって、水で十分綺麗に仕上がりますし、100歩譲って息をハーっと吐きかけて表面の水蒸気をクルクルと磨く程度で良いかと思います。


まとめ

私は自衛隊から転職して民間企業勤務1年目の時に、綺麗な靴を褒めていただいたことは何度もあって相手に好印象を与えるとともに仕事も円滑にすすめることができました。

靴自体にも光沢のある見た目の良さだけでなく、革に栄養を与えて適度な潤いを持たせますので、靴を長持ちさせる効果があり一石二鳥です。

定期的に磨くことで靴への愛着も湧いていくことでしょう。

お洒落は足元から。そして自分磨きは靴磨きから試してみてはいかがでしょうか。

靴磨きが人生を変えるきっかけになれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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KEN

■エアラインパイロット
【経歴】大学中退▶︎自衛隊▶︎フリーター▶︎国内航空会社
【趣味,資格等】英語学習(英検2級),筋トレ(2022BBJ準グランプリ,3位)
■人生を変えるスキル&キャリアアップへの自己投資の発信。

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